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お客様は50代の女性。遠近両用メガネを使用されています。お客様のお困りごとを詳しくお聞きして、一つずつ解決していきました。
「スパイスに貼ってある賞味期限の小さな文字が読めない」
手に持った時の距離、文字の大きさを確認して、近用度数を検査しました。
「レシピ本を見ながらの料理、メガネの上げ下げが大変」
レシピ本を見る時には、累進レンズの近用領域(下部)と中間帯領域(上部)にメガネをズラしながら見ていらっしゃいます。累進レンズの視野について説明し、中近レンズの装用テストをしてみました。
「目盛り表示の小さいガスコンロをひねりながらの作業が不自由」
これは視線だけを斜めに移動させて見ているものと思われます。遠近両用レンズでは、使い方によってゆれ、歪みが発生することの説明が必要です。
キッチンでの目の動きは手元から2〜4mがその範囲となります。遠近両用レンズは手元から中間の視野が狭く、適切とは言えません。中間距離を見るときは、1点を注視するのではなく、広い範囲で視線が移動します。また、キッチンの周りだけでなく、ダイニングにいる家族の表情が見えることも大事です。それらのことを考慮して2〜4mの視野のワイド感を追求した中近レンズをお勧めしました。
なお、目から調理台までの距離は一人一人違います。目安は身長÷2―5cmとなります。
「天ぷらを揚げるときレンズに油膜がつく」
このほか、レンズに油膜がつくことも気にしていらっしゃいましたので、油膜を拭き取りやすいコーティングが施された「プロガードコート」をお勧めしました。
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